リクルートメッセージ
この場所で共に働く未来の仲間へ
SEA SAWで働こうかと
考えてくれている、あなたへ
この度は私達の求人にご興味をいただき
本当にありがとうございます。
応募を頂くにあたり、知っておいていただきたい
私達の「思い」や「背景」がありますので
少しだけお付き合いいただければ幸いです。
ただ働くだけなら
わざわざ伝えなくてもいいことかもしれません。
しかし、私達はお店という以前に
地域の未来に対する責任を負っていると考えています。
そして、私達の生み出す「価値」は「現場にのみ」発生します。
それは貴方が「お客様」と接するその時に
「食材」と接するその時に
「お店」や「備品」と接するその時に
私達の「価値」は発生します。
だからこそ私達は『 私達の存在理由・意義 』を
働く仲間一人一人が深く理解し、感じた上で
共に、この場所で働けたらと思っています。
店を創る仲間として、家族として
あなたと共に未来を創れることを
強く願っています。食材の価値を決める責任
お米、醤油、味噌
小松菜、ルバーブ
卵、お肉、お魚
コーヒー豆、茶葉
そしてカニや海苔、などなど
私たちはなるべく顔の見える生産者さんから
仕入れてお料理を作っております。
それは「食材の裏側にある物語」
それこそが価値だと思っているからです。
わざわざこの場所まで来ていただいたからには
「美味しさ」だけでなく
一つ一つの食材の裏側にある物語も
価値としてお伝えできればと思っております。
それは同時に「責任」でもあります。
生産者さんのこだわり、努力も
私たちの味、サービスによっては
評価を0にも100にもしてしまいます。
だからこそ一皿一杯を大切にして
お客様にいい時間を過ごしていただけるよう
最大の努力をしていきたいと思っています。
私達の価値は「人」です。
だからこそお客様が心地よさを感じる為ならば
貴方は自ら考え
あらゆることをして構いません。
あなたが好きな場所
あなたの思い出の場所
あなたの居場所と感じる場所
それを構成する要素として
「景色」もあるでしょう
「雰囲気」もあるでしょう
しかし私達はあえて言うと
そこにいる「人」が最大にして最強の価値だと思っています。
そしてその価値が発生する場所はまさに『貴方がお客様と接するその瞬間』です。
人は0.2秒で人を判断すると言われています。
そして、その初めの印象を覆すのは非常に難しいことです。
しかし恐れる事は一つもありません
ただ一つのことを意識していればいいんです。
それは「目の前のお客様がどうすれば心地よさを感じてもらえるのか」
マニュアルはありません
ルールも時には価値を成しません。
貴方が「見て」「考えて」「行動する」ことが私達の評価の全てです。
貴方の一言が
貴方の行動が
そのお客様にとっての菖蒲田浜での思い出を左右します。広く言えば、この地域の未来を左右します。
だからこそ、難しさもありますが
やりがいも必ずあります。多くの方にお力を貸していただき
お店はできました。
私達の店舗は津波により被災した場所にお店は建っています。
震災からもう少しで9年が経ちますが
周りにはまだ建物はほとんどありません。
この場所に建築することは本当に困難なことでした
数年の歳月をかけて
七ヶ浜町の協力を始め、本当に多くの方の協力により
建築をすることができました。
夜になると、この地域では私達の一軒だけ唯一光が灯ります。
この場所に「灯り」があるそれがこの菖蒲田に思い入れがあり、誇りがある人にとって
どれだけ「希望」となるでしょうか。
多くの方の『思い』と『協力』があり
私達はこの場所に建っています。
だからこそ
私達は常にそのことへの感謝と
自分達の役割を感じなければいけません。私達は「仙台の週末リゾート」という
菖蒲田地域未来コンセプトの狼煙です。
震災から2年後の2013年
10ヶ月かけて町民の方による
「100年後の町を考える」話し合いが行われました。
その中でできた菖蒲田地域の未来コンセプトが
「仙台の週末リゾート」
私達はまさにその未来コンセプトに向けた狼煙でありそのために多くの方が協力をしてくださいました。
では、それはどんなリゾートなのか。
それは地域の『外国人避暑地』という歴史に現れています。
明治20年、今から約130年前に病気になった奥さんを静養させるため
外国人の人が移り住んで避暑地が作られました。
海水浴がレジャーになったのは戦後の事でそれまで菖蒲田ビーチは湯治場でした。
東北では有名な『宮沢賢治』も
静養していたお姉さんのお見舞いで訪れた場所です。
この場所は、まさに『人を癒し、治癒する場所』なのです。
私達は、地域の未来がそんな癒しのリゾートになる為に
『健康・健全・上質』をテーマに
特に女性や小さなお子様達が心から安心してリラックスできる一時を過ごしていただけるよう
全てのサービスを構築しなければいけません。元メンバーから貴方へのメッセージ
By 菊池 龍蔵
「仙台圏で最も海に近いカフェ」である当店。
夏は沢山の海水浴のお客様で賑わう
七ヶ浜にある菖蒲田浜沿いの小さなカフェです。
おしゃれなだけではなく、沢山の方の想いがつまった魅力あふれるお店で、
元気な同僚に囲まれて楽しく働くことが出来ます。
SEASAWで働くまで飲食店での経験はもちろん、
包丁もあまり握ったことがなかった私ですが、
一から丁寧に仕事を教えてもらえたので、
安心して働くことが出来ました。
地域の歴史を知ったり
地元の漁師さんや農家さんと直接お話しするうちに
いつの間にかこのお店のことが大好きになっていきました。
新しくSEASAWで働く方には
わざわざ足を運んで来店して頂いているお客様に
この地域の歴史や、使っている食材
沢山の方の想いを是非伝えて頂きたいと思います。
お客様にとってご満足頂けるお時間になるよう
精一杯のサービスをして欲しいです。
そしてこれは余談ですが、、、
とても美味しいまかないがあるのもこのお店で働く魅力の1つです。
七ヶ浜町とこのお店を、
一緒に愛してくれる方が勤務してくれることを願っています。共に、この地域の未来を創っていきましょう!
初めまして、店舗のオーナーをしている久保田靖朗です。
最後まで読んでいただいて、本当にありがとうございます。
ここまで読んでいただいて感じているかもしれませんが
このお店での仕事は「楽」ではないと思います。
しかし、お客様の絵顔を見れて、感謝をきける
とても楽しい仕事です。
私はこの事業を立ち上げることで
初めて飲食業をやっています。
繁忙期には休む暇さえなく動かねければいけないこともあります。
大半の食材を地域の直接生産者さんから仕入れて提供しているので
仕込みにも時間がかかります。
逆に地域柄、閑散期は全く人が来ないこともあります。
まもなく震災から9年経ちますが、地域にはまだ建物はなく
夜になると明かりがつくのはこの店舗だけになります。
なぜそれだけの思いをして、この場所に店舗を構えているのか
それはこの七ヶ浜町が、菖蒲田浜が、好きだからです。
そして、多くのお方に支えていただいて
菖蒲田浜への思いをたくさんたくさん聞いているからです。
「この菖蒲田でまたゆっくりお茶が飲めるなんて」
そんな言葉をなんども頂きました。
一度きりの人生
共に挑戦し、切磋琢磨していきましょう。必ずやりがいを感じて頂けると信じています。
今後、地方で店舗を構えたい方など
経験になると思いますので、大歓迎です。
ご連絡、お待ちしております!
SEASAW : 022-355-9119
オーナー:久保田 靖朗
採用担当:店舗マネージャー加藤
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